当社が製造する樹脂製研磨材の POLYPLUS を使用し、スチール缶の塗装剥離をエアーブラストで効率的に行います。
今回使用したPOLYPLUSは、バリ取りは勿論のこと、アルミニウム・マグネシウム・真鍮・銅などの軟質金属の洗浄・表面処理としてご使用頂いております。
また米軍の軍用規格MIL-P-85891A(MIL-DTL-85891B)に適合しており、航空機の塗装剥離や機材・部品の洗浄など、高精度な加工を求められる分野でも採用されている、信頼性の高い研磨材です。
※POLYPLUSは、MIL-P-85891A(MIL-DTL-85891B)ではTYPYⅡに該当します。
写真はドライブラストでの加工となりますが、当社が製造する研磨材はドライブラスト用の研磨材だけでなく、ウエットブラスト（液体ホーニング）用の研磨材も豊富にご用意しております。
上記の加工は全て「#60-80（325～180μmm）」サイズの研磨材での加工となり、ブラスト条件は統一しております。
母材へのダメージを最小限に抑え、光沢を残し表面の塗装のみを綺麗に剥離することができます。
また塗装剝離だけではありません。表面を粗すことなく、缶に印字された文字だけを洗浄することも可能です。
ダメージ無く洗浄できるのは、樹脂製研磨材の最大のメリットと言えます。
比較用として樹脂にアルミナがブレンドされた、QUICKSTRIP A（850～600μmm）でエアーブラストを行いました。
POLYPLUS とは異なり表面を軽く切削し、梨地になっているのがお分かり頂けるかと思います。
今回ご紹介した POLYPLUS に興味がございましたら、サンプルをご提供させていただきますので、お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。
高品質で安心・安全な研磨材をぜひ実際にご使用ください。
最後に同様の加工事例として、下記リンクからアルミ缶の塗装剥離をご紹介しております
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