当社が製造する樹脂製研磨材のPOLYEXTRAを使用し、ガラス瓶に張られたラベルをエアーブラストで効率的に除去します。
今回使用したPOLYEXTRAは、電子部品のバリ取りは勿論のこと、アルミなどの軟質金属や硬化性のプラスチックに対して、殆どダメージなく加工することができるのが特徴です。
また原料は服飾ボタンの製造過程で発生する端材/廃材(品質検査ではじかれてしまう製品等)を回収し、「樹脂製研磨材」へとアップサイクルしております。
製品を作る過程では、どうしても端材や廃材が出てしまいますが、アイリスグループではこれらを貴重な資源と考え、廃棄することなく有効活用しています。
写真はドライブラストでの加工となりますが、当社が製造する研磨材はドライブラスト用の研磨材だけでなく、ウエットブラスト(液体ホーニング)用の研磨材も豊富にご用意しております。
軽くエアーブラストを行った様子です。
数十秒でラベルの表面が取れ、ガラス瓶自体へのダメージが一切ないのが分かります。
※「POLYEXTRA」にダメージの原因となるガラス繊維は含まれておりません。
上記の加工は全て「#60-80(325~180μmm)」サイズの研磨材での加工となり、エアー圧は 0.20Mpa の低圧力です。
今回、窪みや小さな隙間もない為、さらに粒子の大きい研磨材を選定する事で加工時間を短縮する事が可能です。
加工を行う材質や形状をしっかりと把握することが重要となります。
ご紹介したPOLYEXTRAに興味がございましたら、サンプルをご提供させていただきますので、お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。
下記リンクより、様々な加工事例をご紹介しております。
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