第 9 回目の配信となりました。 いつもご覧いただきありがとうございます。
春の暖かな日差しが心地よい毎日となりましたね。
今回は当社、研磨材の主材料である
熱硬化性樹脂のリサイクルに関して配信させて頂きます。
熱硬化性樹脂と聞くとみなさまは何を思い浮かべるでしょうか?
服飾ボタン?それともメラミン食器でしょうか?
いやいやそれとも麻雀牌だったりして・・・
熱硬化性樹脂にはフェノール樹脂・ユリア樹脂(尿素樹脂)・メラミン樹脂・エポキシ樹脂・不飽和ポリエステル樹脂・ポリウレタン樹脂などいくつもの種類が存在します。
ご存知の方も多いと思いますが、熱硬化性樹脂は耐久性・耐熱性や耐薬品性に優れているため、
家電用部品や工業用部品・機械部品・食器・コンセントなど幅広く利用されております。 しかし、そんな万能な熱硬化性樹脂でも弱点があるのです・・・ 。
熱硬化性樹脂は一度成型してしまうと再び熱を加えても変形しないので、リサイクルや再利用に向かない樹脂だということ。
リサイクルや再利用できない場合は、産業廃棄物として処理することが一般的になります。
最近ではエポキシ樹脂やポリウレタン樹脂のケミカルリサイクルもありますが、まだまだ技術研究が必要であったり問題点が数多くあるのが現状です。
そこで当社ではユリア樹脂(尿素樹脂)・メラミン樹脂・不飽和ポリエステル樹脂の製品を製造する際に発生した不良品を供給頂き、航空機の塗装剥離や電子部品のバリ取りに使用される「樹脂製研磨材」として生まれ変わらせることで幅広い分野で使用されております。
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