従来、有害・有毒で危険な有機溶剤等を用いていた洗浄を、無毒性の樹脂製研磨材にて非常に短期間で行うことが可能です。
金型の洗浄においては、ゴム成型用金型からの硫化物の除去や、薬品ではなかなか落とせなかった
PPS樹脂 <ポリフェニレンサルファイド>
PEEK樹脂<ポリエーテルエーテルケトン>
テフロン<フッ素樹脂:PTFE> 等の残留物でも、
金型や精密部品の表面にダメージを与えることなくきれいに除去することができます。
また、金型表面に残留・固着した離型剤や硫化物のほか、金属表面の接着剤等もきれいに落とすことが可能です。
成型機スクリューに残留した樹脂や、こびりついた汚れも、きれいに落とすことが可能です。
エアーブラストによる洗浄は広く行われておりますが、アルミナやガラスビーズではダメージを与えてしまうものでも樹脂製研磨材をブラストで使った洗浄においては、金属表面にダメージを与えることなく洗浄することも可能です。
加飾:柔らかい金属やプラスチックに、表面の消し(シボ)加工を行うことも可能です。
(例 軟質金属やアクリル素材、ポリエステル素材の製品にTYPEⅢで消し加工をするなど)
プラスチック投射材によるブラスト加工は、比較的新しい加工方法で、さまざまな可能性を秘めております。
・各種スケールの除去
・金型の洗浄
・エンジンコンポーネントの洗浄